No.1456 電源 単3とサンヨンの違いを教えてください 投稿者:no Name 投稿日:2008/06/22(Sun) 19:02 [返信]


音響の仮設電源で使う単相三線と三相四線のちがいがよくわかりません。

線の数がちがうとか、各相間の電圧が違うとかは何となくわかるのですが、音響に適した方というのはあるのでしょうか。

単相三線と三相四線で電源がでてる場合どちらを使ったほうが良いのでしょうか?



No.1457 RE:電源 単3とサンヨンの違いを教えてください 投稿者:no Name 投稿日:2008/06/22(Sun) 19:46


単3は「単相3線式」の略、「サンヨン」は三相4線式」の略です。

この二つは日本での商用電源の供給方法ですが電圧も違うし電気法でそれぞれに用途が法律で決められています。

単相3線式は単相100Vがコモン線を中心に逆相に送られているバランス転送で、両端で拾えば200Vを得ることが出来ます。

3相は普通、「動力」と呼ばれていて3線式で送られることもあります。
動力は200Vが3線にそれぞれ120度の位相で送られていて、動力用のモーターのコイルに給電すると簡単に回すことが出来るようになっています。

この動力は3相を同時に使うことが原則で1相ごとに取り出すことは禁止されています。
また、アンプなどの一般家電品などに使うことも禁止されています。(一般家庭で許されているのはエレベーター程度)

動力は基本的に産業用の電源とされていて電気代も安く設定されています。

動力を使っている店舗で電気代節約のため動力にトランスを入れて一般家電品に使って逮捕されている事例もあります。

よって、音響に適しているかどうかと言う前に音響に使うのは違法行為となりますのでご注意を。

詳しくは「電気法」で検索してみてください。



No.1461 三四の発電機からそのまま取る場合 投稿者:pac 投稿日:2008/06/23(Mon) 01:12


単三と三四の違いのご説明は他の人にお任せして、現場の実際のところを書いておきます。

まず、建物などに常設されている三相四線の分電盤(動力電源)から取ってはいけませんが、野外イベントで、PAだけで数十キロワットくらい要るとかで40kとか70kVAとか90kVAのドカジェネ(建設現場用の大型発電機)を借りて来てくれてるだけの場合は多いです。

こういうケースで三四の発電機を使う事は、音響屋さんはけっこう多いかと思います。この手の発電機にはオマケで単三の口もあったりしますが、オマケなので15Ax2口とか、ちょっとしかとれないですし、U, V, W, O の三相四線の端子から取るのですが、音響機器は単相の電源でしか動きません。ってことで実際は、現場では、UVWの各端子とoの間で単相を3つ取ります。

仮設で、三四→単三の変換トランスが出てくるような事はまずありません。直です。バラ幹線でひいてCとかA(最近はCフォーム使うところも増えた?)がいっぱいついた電源ボックスで分けるか、発電機自体にバラCぶら下げる事だって珍しくないです。

各相の負荷のバランスは適度にとったほうがいいと思いますが、アンプラックにCが4口、卓周りに1口とかっていう中途半端な場合は適度に散らして取るしかありません。発電機のスペックに対してギリギリまで使うような事をしなければ負荷のバランスはそれほどシビアにはならなくていいと思います。とにかく大原則として、ひとつの相から取る最大電力が発電機自体の容量の1/3以下にならないといけません。これは絶対です。

そして(三相四線200Vで)こういうとりかたをする場合、3つの各相は115Vくらいで出てくるので、電圧調整ツマミで下げて無理矢理100Vに近くします。106Vくらいがせいいっぱいな事も多いです。


さらに実用上の注意点はジェネのエンジンをかける時や停止する時は、必ず、絶対、各機器の電源が落ちた状態で(というかできればCのところで抜いておいて、最悪は平行のところで抜いておいて)行って下さい。これをウッカリやりそびれるとかなりの高確率でヒューズが飛んだり機器が破損したりします。現場でそれは非常に厄介な事です。燃料切れでヒューズとんだ事件もたくさん知ってます。卓とかプロセッサとか予備が無いものは終わりです。ドカジェネから取るような現場の日は予備ヒューズ持っていくべきです。

音響主導で電気手配の場合、ドカジェネじゃなくちゃんと現場慣れした電源車呼んだ方が間違いないし楽だし良いです。



No.1463 動力ジェネ仕事の思い出 投稿者:no Name 投稿日:2008/06/23(Mon) 01:56


富士山5合目で1台の動力ジェネから照明、音響の電源を取ったとき、照明さんがバランス考えず1相に負荷掛けてしまい音響電源が異常上昇して機材から火が出たこと、ありました。

急いで下山し、ヒューズを買いあさりましたが復活したのはミキサーとメイン用アンプ1台のみ。
リハ前だったのでリハも出来ず、ぶっつけ本番でモニター無しのフロント、それも4発中2本のみ・・・

正直照明さんを恨みましたが照明さんも卓吹っ飛ばしているのでお相子か?^^;

と言うことで、バランスはやっぱり考慮しないとという教訓でした。
(その照明さん、メインブレーカーの1次側をショートさせてビルの電源吹っ飛ばした経験もあります^^;)



No.1465 RE:電源 単3とサンヨンの違いを教えてください 投稿者:pac 投稿日:2008/06/23(Mon) 03:43


115Vになるというのは、

発電機のメータが200を差してたとして、その200を√3(文字化けしてたらすみません、ルート3と書きました。マックで。)で割って出します。

で、三四200Vの発電機の電圧メータ上、174Vまで落とさないと各相が100Vにはなりません。高性能なやつは、いっぱつで174まで落とせる機能がついてる発電機もあるかもしれません。たいてい185Vくらいまでしか落とせないので、106〜7Vになります。


あと、例として45kVAの発電機なら各相からは15kVAまでしかとれません。といってもCが5口ずつも取れてしまいます。実際は45kVAの発電機はよっぽど安定した負荷をかけてという数字なので、現場ではよくて80%程度が限度ですから36kVAと考えた方がよくこれだと各相12kVAで、Cが4口ずつ、計12口が単三100Vを取る限度という事になります。でも燃料消費を考えると、そこまで取るのもよくないです。本番真っ最中に燃料タンクに給油して爆死するのは避けたいでしょうから、もっと少なく押させておき、必要なんだったらワンサイズ大きいのにするとか音響照明分けるとか雑電は別のにするとか。

照明のユニットは三相四線の入力端子がついたユニットもあるみたいです。(単相×3で使うのかもしれませんが)。なんかそんなふうにとっているようなのをチラっと見かけた気が。

電源は照明さんにCコンボックス出してもらってそこからCでもらうというふうにした方が、発電機にやたらと線がいっぱいぶらさがるのも大変ですし、スムーズですね。音響なんかより圧倒的に電気使うのも照明ですから。ステージ側を幹線とボックスを照明さんに出してもらって遠い方のアンプラックまで音響で引いて、逆に卓側は照明さんに音響卓周り(マルチといっしょに引いてるC)電源を分けてあげるというパターンが多いかもしれません。

電源とる時は必ず発電機を落として(落とす前には機材は抜いて)、いくら慎重にやったところで金属工具がバチンとショートする可能性が著しくあります。発電機ツブれますし人も痛みます。ごくまれに1次側からしか取りようのないような困ったデザインの分電盤もあり、事故はそういうケースで本来すべきでないとのいう上だと思いますが、分電盤側もケーブルがはねそうな方向も工具も手袋も徹底的に養生して作業しないとno Nameさんのお書きになったことのようになります。

テスターもクランプテスター持っておいた方がいいです。電源ボックスなしで直でとるということは小ブレーカなしで使うわけですから、使っている電流を把握しておかないと、非常事態に落ちてくれないので。電気の取り方だけ覚えたらいいわけではありません。

音響に適した方は、単相です。が、仮設ステージで使う程度に大型な発電機(10キロワット以上)で、単三のみの口がついたようなやつはたぶん無いんじゃないかと思います。上記のように174Vくらいまで落とせる三四の発電機があれば程よいと思います。



No.1492 RE:電源 単3とサンヨンの違いを教えてください 投稿者:りょう 投稿日:2008/07/02(Wed) 16:34


最近の発電機で、3φ4Wと1φ3Wの切り替えができる機種なんかもありますね。
はじめてみてびっくりしましたが。

あと、3φ4Wで最低電圧にしても単相が100Vまで落ちきらないときは、
ふたを開けて中をいじると落とせるみたいです。
自分でやったことはないですが、現場でチーフがやってました。




 



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